『ふぅ〜ん、真田丸』、小ネタその4は真田丸の堀について。
こちらの記事にてちょろっと書かせたいただいた通り、
遺構がよくわかっていないことをいいことに、
戦闘設備ぜんぶのせさせていただきました。
細かく見るとこのあたり↓
おや…後北条氏が得意とした「障子堀」がみえますね…
しかも中に逆茂木(バリケード)まで入れてる…殺る気満々じゃないですかー!
障子堀は後北条氏の城が有名ですが、後北条氏のみの専売特許ではないので、
戦国最後の戦で幸村が使っていてもいいんじゃないかな〜という妄想の産物です。
土の城の遺構のいいとこ取りしてもいいじゃない、真田だもの。
障子堀の利点は
・攻め手は堀に下りて登る動作を余計にこなさなければならないので体力が削られる。
・堀が細かく区切られているので堀の底が狭く、攻め手は多数の兵を展開できない(デットスペース化)。
・堀障子(仕切り)に立った兵を狙い撃ちしやすい。守り手は堀の外、堀障子と2カ所のキルゾーンを得る事ができる。
といったところでしょうか?(↑全て受け売りです)
もしかしたらこんな真田丸だったかもね、と、妄想を膨らませていただければ幸いです。
ちなみに筆者が受け売りした元ネタはこちらの書籍です↓
西股先生にはこっそ〜〜〜り作画監修もいただいております。細かいところだと柵の横枠の本数とかも…!
そんな筆者の微妙なこだわり、ぜひ本編でどうぞ!