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NHK大河ドラマ『真田丸』ワンポイント2話目「勝頼様、最期の夜は雑魚寝…」

2回目

1回目の放送後、はかなくて美しい様子から「悲劇のヒロイン…!」と話題を独占した武田勝頼。ドラマでは描かれませんが、最後の夜はこんな感じで雑魚寝していたのではないでしょうか…!? という妄想の一枚。

2回目参考画像

そして小山田信茂も、ログアウト…

以下、NHK大河ドラマ『真田丸』戦国軍事考証の西股総生先生のワンポイントの引用。

ちなみに『甲陽軍鑑』によれば、勝頼一行が最後の夜を過ごしたのは普通の民家、主従十数人での雑魚寝だったらしい(;_;)

 

西股総生先生のワンポイント講座の全文はこちら

ブログ=ameblo.jp/team-nawabaring

fb=facebook.com/teamnawabaring/

 

『真田丸』2回目、視聴しました。

勝頼自刃。武田家滅亡。真田家は小県領主として独立の道を歩むため、
上杉でも北条でもなく、敵であった織田家に臣従する選択をしました。

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拙著『ふぅ~ん、真田丸』でも、昌幸は堂々と織田につくと宣言しています。

生きるために最善の選択をする、そんな真田家の強さを垣間見ることができる回でした(そして家族漫才も面白かったです)

 

というわけで『真田丸』ワンポイント2回目でした。

 

大河ドラマのおともに、『ふぅ~ん、真田丸』もぜひどうぞ!


真田幸村落ち延び説は佐賀にも!?肥前名護屋の「サエモンサマ」

肥前名護屋城周辺の大名陣跡に、真田幸村の墓かも!?と言われている「サエモンサマ」なる史跡がある…という情報を聞きつけ、行ってきました佐賀県。

「サエモン」とは真田幸村(信繁)の官命「左衛門佐(さえもんのすけ)」のことなのでは!?というわけです。

肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会の田中さんの案内の元、まずは肥前名護屋城を堪能(こちらは別記事にて)。

そしてサエモンサマとご対面です。

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真田昌幸の陣跡の裏山をずんずんと登っていく田中さん。

ちょっとわかりづらいところにあるので、のぼりを立てる予定だそうです。

肥前名護屋城のすぐそばの道の駅にも行き方を記した地図がありますので、行かれる際はチェック!

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これが地元の方に「サエモンサマ」と呼ばれているお墓です。特に文字が刻まれてはいませんが、近くの塔に「寛永十年」(1633)と彫られているとのこと。

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地元の方は真田幸村のお墓だと思っており、お彼岸にはお供え物をして供養しているのだとか。

肥前名護屋城を巡るついでに、「サエモンサマ」に手を合わせてはいかがでしょうか?

↓ゆる~~い「サエモンサマ」が登場する4コマ漫画『ふぅ~ん、真田丸』もどうぞ!

 

 


NHK大河ドラマ『真田丸』ワンポイント1話目「新府城 正月は 一度きり」

いよいよ始まったNHK大河ドラマ『真田丸』。

1話目は武田家滅亡カウントダウンな内容でしたね。

勝頼がカッコいい…ゆえに悲しみもひとしお…

修正一回目

住み心地重視で普請した新府城。武田勝頼がここで迎えた正月はたったの一度きりでした… 真田昌幸は勝頼を岩櫃城に迎え武田家の再起を図るつもりでいましたが、事はそううまくは運ばないのです。

ちなみに新府城の櫓にあった竹束、気がつきましたか?私は軍事考証をされている西股先生から聞いて気がつき、今まさに2回目を見て確認しています。

竹束は『ふぅ〜ん、真田丸』では大坂冬の陣に登場しています。

竹束

これ。

逆茂木に気をとられて見落としそうになりましたが、細かいところにも考証が行き届いてますね!

以下、雑感。

徳川家から盗んだ軍馬で駆け抜けた幸村が、のちに徳川を追いかける側になるんだなぁ…伏線沢山ありましたね!

「武田は滅びるぞ」のくだりの昌幸の手のひら返し、たいへんよかったです…表裏比輿はダテじゃない!

そして勝頼の後ろには「諏訪大明神」…

北条氏政は茶漬けを食べ(多分汁を2回以上かけてる)

そして家康は爪を噛む。

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「真田太平記」のオマージュも沢山みられました(くるみが置いてあったりとか)

2回目以降にも期待が高まります!

大河がもっと面白くなる、ワンポイント解説、以下のサイトにもっと詳しく掲載しております。

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blog 人生竪堀 TEAMナワバリングの不活発日誌

というわけで『真田丸』ワンポイント1回目でした。

大河ドラマのおともに、『ふぅ~ん、真田丸』もぜひどうぞ!


NHK大河ドラマ『真田丸』まであと1日-ワンポイント漫画やります。

ここ数日、真田関連の取材やらなにやらでバタバタとしておりました。

忙殺されているうちに気がついたらNHK大河ドラマ『真田丸』の放送日が明日に迫っているではないですか!

長年待ち望んだこの日が来てしまう…!!

関連番組も連日放送されており、ドキドキが止まりません。

…そこでこの興奮を形にすべく、TEAMナワバリングのマッド西股氏と一緒に、

大河ドラマの「今回のワンポイント」を配信しようと思っております。

告知記事はこちら

私の方では今回のワンポイントに1コママンガを添える予定です。

ちなみに似顔絵はヘタクソなので、『ふぅ~ん、真田丸』準拠になると思います。

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出てくるのはこっちのゆる~い幸村です。

果たして毎週続けられるのか…!?見守ってくださいませ(笑)

大河ドラマのおともに、『ふぅ~ん、真田丸』ぜひどうぞ!


『ふぅ~ん、真田丸』小ネタ(5) 江雪、燭台切…あの刀剣にまつわる小ネタ

『ふぅ~ん、真田丸』小ネタ(5) は作中にこそっと盛り込んだ刀剣ネタをば。

某刀剣ゲームに便乗しようとしているわけじゃないよ、ほんとうだよ()

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まずはこちら、北条氏の外交官のおふたり。

今回注目すべきはそのうちの一人、板部岡江雪斎です。

江雪という言葉にピンときた方、審神者ですね…!

そうです、江雪左文字の持ち主でございます。

板部岡江雪斎は沼田城問題の際に上洛し、羽柴秀吉に謁見。

外交官としての才能を買われ、北条氏滅亡後は秀吉の御伽衆になりました。

江雪斎愛用の刀・江雪左文字は現在国宝指定となっております。すばらしい。

さて、大河ドラマ『真田丸』に板部岡江雪斎は登場するのでしょうか!?

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続いての刀剣がらみのネタはこの方。伊達政宗です。

伏見城普請の折、太閤秀吉に舟を献上してドヤ顔キメてますが、

このエピソードにピンときた方、審神者ですね…!

そうです、このとき秀吉から政宗に下賜されたのが燭台切光忠であったと言われています。

翌日政宗にあげたのを悔やんだ秀吉が「かえせー」と追いかけ回したというエピソードがあったり、

不手際のあった小姓を斬ったら、ついでに燭台も斬れちゃってこの名がついたというエピソードがあったり、なかなか面白い逸話がある刀です。

燭台切光忠は伊達家から水戸徳川家に渡りましたが、関東大震災で焼失してしまいました。

…が、なんと、徳川ミュージアムが焼刀状態で保存していたことを公表!

現在同博物館で2016年1月5日(火)~2016年3月30日(水)まで期間限定公開中だそうです。

常設展「水戸徳川家の名宝展」

というわけで、直接刀は登場していませんが、刀にまつわる小ネタを地味にちょこちょこと挟んでおります、という話でした。

詳しくは本編でどうぞ!