『ふぅ~ん、真田丸』小ネタ(5) は作中にこそっと盛り込んだ刀剣ネタをば。
某刀剣ゲームに便乗しようとしているわけじゃないよ、ほんとうだよ()
まずはこちら、北条氏の外交官のおふたり。
今回注目すべきはそのうちの一人、板部岡江雪斎です。
江雪という言葉にピンときた方、審神者ですね…!
そうです、江雪左文字の持ち主でございます。
板部岡江雪斎は沼田城問題の際に上洛し、羽柴秀吉に謁見。
外交官としての才能を買われ、北条氏滅亡後は秀吉の御伽衆になりました。
江雪斎愛用の刀・江雪左文字は現在国宝指定となっております。すばらしい。
さて、大河ドラマ『真田丸』に板部岡江雪斎は登場するのでしょうか!?
続いての刀剣がらみのネタはこの方。伊達政宗です。
伏見城普請の折、太閤秀吉に舟を献上してドヤ顔キメてますが、
このエピソードにピンときた方、審神者ですね…!
そうです、このとき秀吉から政宗に下賜されたのが燭台切光忠であったと言われています。
翌日政宗にあげたのを悔やんだ秀吉が「かえせー」と追いかけ回したというエピソードがあったり、
不手際のあった小姓を斬ったら、ついでに燭台も斬れちゃってこの名がついたというエピソードがあったり、なかなか面白い逸話がある刀です。
燭台切光忠は伊達家から水戸徳川家に渡りましたが、関東大震災で焼失してしまいました。
…が、なんと、徳川ミュージアムが焼刀状態で保存していたことを公表!
現在同博物館で2016年1月5日(火)~2016年3月30日(水)まで期間限定公開中だそうです。
というわけで、直接刀は登場していませんが、刀にまつわる小ネタを地味にちょこちょこと挟んでおります、という話でした。
詳しくは本編でどうぞ!
コメント
かく言う私も150万人以上いるとも言われている審神者の一人です。
「真田丸」江雪斎さん登場の時はつい想像してしまいました、
何時か言うのかな、「和睦の道は無いのですか……」って。
「刀剣」からの戦国時代探求も充分あるかと思いますよ。
刀狩りによって彼等の殆どを所有していた秀吉さんが
主人公真田幸村の主人として登場するわけですからね。
予想されるラストシーン、大阪冬の陣では消失した彼等を思って
彼女ら審神者には、せいぜい涙に暮れて欲しいと思います。
大河ドラマは久し振りですが、毎回見るのが30倍楽しみになりました。